アイ☃️スクリーム〜140字には収まらない諸々〜

推しについて(主にすの☃️)自分の呟きたい事が、140字では収まらない時に使おうかと。

私のヒーローは世界のヒーロー?

 佐久間くんのアイデンティティの確立の仕方と、自分のアイデンティティの確立の仕方が少し似ている所があるきがする。

 私には兄が1人いる。その兄は中々な、破天荒というか、集団生活が苦手というか、まあ、両親曰く手のかかる子だった。一方で私は手のかからない、いい子だ。多少の反抗期はあったが、家族と決別する様なほどの反抗期ではなく、ホント進路で悩み当たるくらいの可愛いもんだった。

 兄のようにはっきりと自分がある訳では無い私は、いい子でいる事が重要だった。

 きっと医療従事者についた今も、求められるモノであるからやっているのだと思う。それを、窮屈だとは全く思はない。自分のやりたいと思える事は、求められてきたものをやってきてみえた一つの道だから。

 

 佐久間くんの10000字インタビューで以下のようなニュアンスの事を佐久間くんは言っていた。

 デビュー出来るかどうか分からなくって将来がふわふわしてて、ただ消去法で選んで、流されて流された先が、これじゃなきゃと思える一本道になったのだと。

 彼自身として、こうなりたいから、こういう事がしたいからアイドルでいる。というよりも、やっていく中で自分自身に何が出来るかを考え、自分に何が必要とされているのかを考え、そしてたどり着いたのが今なのアイドルとしての形なのかな?と思う。

 だから、彼のアイドルとしての振る舞いが、ああいう形なのがとても納得できる。

 ああいう形というのは、ファンが求めるものを表現する、ファンの求めるものを提供する形だ。

 アイドルだもんそれが普通なのかもしれないが、しかしファンの求めるものをだけの表現でするだけがアイドルなのか?

 世界で活躍するグループをみると、ファンが求めるものというよりも、自分たちが表現する芸術を音楽を技術を発信していっている気がする。自分達はこう言った表現ができるから、自分達はこういったものを伝えたいんだ、自分達はこんな事がすごいんだ。と、それは、テレビで紹介されるような、表面的な個性ではなく。もっと内側の、その人達が思う内面的な、自己表現の欲求みたいな部分で。

 佐久間くんやSnowManにはそう言った、内面的な欲求があまり見えない気がする。表現が足りないとかじゃない、パフォーマンスは本当に最高だと思う。ファンはもちろんファン以外の、世界も魅了できる力があると思ってる。(音楽センスゼロの私が力あるとか言っても何の根拠もないけど笑)

ただ、自分の考え、思考を表現しようという欲求が無いからこそ、ファンが求めるものが全てで、ファンの求めたのを全力でやるだけになるのだろう。求められるモノを、ただただ一つ一つ丁寧にやっていっているのだろう。

 彼ら自身が前へでたいと思っているというより、ファンがもっと前に出て、もっと輝いて欲しいと願っているから彼らは前へ出ようとしているのかなと、ファンが国民的なアイドルになってと思うから彼らは国立競技場を目指すのかなと、ファンがそういった彼らを必要としているから、ファンがそういうヒーローを必要としているから、そうなろうと、もがいているのかなと。

 

 そう考えた時、確かに今SnowManは目指すべきはっきりとした音楽性や方向性がなく、プロデュース待ちって、感じがあったり、世界を目指すといっている割には、ファンをハラハラさせる言動があったりするのは、私のように自分が楽しければ良いって思っているからなのかもなって、思った。

 

 正直、私はSnowManファンとして今がとても楽しいのだ。彼らの出すコンテンツを楽しみ、彼らが内輪で笑っているだけで、すごく癒される。仕事を頑張る原動力になる。正直、生きてて、そこにいてくれるだけで私はいいのだ。世界になんて行かなくたって別にいい。

 何で、世界に向けて発信しなきゃいけない?差別や偏見、政治や歴史問題、様々な問題をクリアしなければ、ただただ、パフォーマンスするだけでは、世界では通用しないのだろう?むしろ、出る杭叩かれる可能性の方が高いんだ。狭い世界であったとしても、助けられている自分のような存在がいるんだ、SnowMan君達はそれだけで私のヒーローだよって、思っちゃう自分がいる。

 

 世界の差別や偏見はなくならない。身近な小さな世界の差別や偏見、いじめだってきっと無くなんない。それは誰かのせいなのか?きっと誰かのせいでもなければ、誰のせいでもある事で、みんな大きいことも小さい事も目を背けてる。だって見なければ、自分の世界には無い事なんだもん。私の生活の中で、私が必要とされる世界では、関係のない事だから。

 だから、自分の好きなアイドルがそういった問題に直面するとそんな矢面に立たなくたっていいんじゃ無い?って思っちゃう。甘やかしたくなる。だって、私だけのヒーローでいてくれたらそれでいいんだもん。誰かのヒーローになって欲しいなんて思って無いんだもん。

 そっか、今SnowManが世界に発信していくためには、色々足りないことがある。っていわれるのは、私自身が世界いろんな問題提示から、アップデートを避けようとしているからなのかもしれない。

 本当にSnowManが、世界へ向かうというのなら、SnowManの為にも、私は私自身を変えて世界を見なきゃいけない。変わらなきゃいけないのはSnowManじゃなく、SnowManにそういう姿を求める自分自身なんだ。

 ファンである自分自身が世界と向き合わなきゃ、SnowManはきっとこのまま、自分だけのヒーローのままなんだ。SnowManと私の間には、隔たりがある、それは壁ではなく、大きな鏡なのかも知れない。

 だからこそ、私は他のアイドルではなく、彼らSnowManを応援するのだ。自分に似てまだ人として未完成な部分が愛おしく、未完成な自分を甘やかす様に、SnowManを応援するのだろう。

 でも、きっと、彼らの可能性はまだまだ未知数で、無限大で、私が想像するよりももっとすごいヒーローなのだろう。世界中に、笑顔の、雪を降らせるSnowMan。その成長を妨げないためにも、私は私自身が変わらなきゃ。きっと私の様なファンが変われば彼らは、きっとそれに応えてくれるはずだから。

 

いや、私なんか置いてSnowManは変わっていくかもな。私は私として、変わらなきゃ、きっと置いて行かれてしまうね。

 

 

 

 

 

自分の考えは古いなぁ、アップデートしていかないと何だよなぁと思いながら。傲慢な自分はSnowManに絡め反省してみた。

ただの自分の戒めの日記です。